【30機種以上の機械浴槽を設置可能】パナソニックエイジフリー社 大型システムバス発売 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【30機種以上の機械浴槽を設置可能】パナソニックエイジフリー社 大型システムバス発売

 パナソニックエイジフリー社は、高齢者施設向けに機械浴槽を設置しやすい大型システムバス「アクアハートF-eXシリーズ」を10月1日に発売する。
 機械浴槽は、入浴者が寝たり座った姿勢のまま入浴できるため、高齢者施設で要介護度の高い入居者の介護などに活用している。しかし、通常の浴槽より大型で重いため、レイアウトに制限の多いシステムバスでは動線や介護スペースの確保がしにくく、在来工法で浴室を施工することが多い。このため品質のばらつきや工期の長さが、施設運営者の負担になっていた。
 同製品は、新開発の床パネルにより、浴室を囲むいずれの壁にも扉を設置できる。また、床パネルの継ぎ目を減らし、国内の主要な機械浴槽を設置した際、大きな負荷がかかる脚を避けるように設計した。
 これらの改良により、レイアウトの自由度を高め、適切な動線や介助スペースを保ちながら30機種以上の機械浴槽を設置可能とした。省施工なシステムバスにより、新築時の工期短縮に加え、リフォーム時の入浴サービスの休止期間も短縮する。

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