【天井高をしっかり確保】大建工業からマンションリノベーション向け防音床下地材が登場 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【天井高をしっかり確保】大建工業からマンションリノベーション向け防音床下地材が登場

 大建工業は、マンションリノベーション市場に向けた新製品として、部屋の天井高を確保しながら床衝撃音の改善が可能な薄型タイプの防音床下地材「オトユカベースS」を21日に発売した。
 築年数の古いマンションは十分な防音対策が施されていないケースが多く、リノベーション時において防音改修が多く行われている。しかし、防音改修工事で主流となっている二重床施工で対応すると床の高さが上がってしまい、結果として部屋の天井高が低くなる課題があった。
 同製品は、専用の下地パネルと制振マットを組み合わせ、二重床よりも仕上げの高さを低く抑える。同社の二重床システムを使用した場合と比べて約4割薄型化しており、天井高を確保しながら床衝撃音の改善ができる。
 また床面の防音対策の1つとして使われる一般的な防音直張りフロアは特有のふわふわした歩行感があるが、同製品は専用下地パネルの緩衝層により荷重を面で受けることで局部的な沈み込みを少なくし、歩行感を改善した。
 価格は、専用の下地パネルと制振マットで1㎡当たり1万8000円(税別)。

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