【赤レンガ倉庫との接続も】横浜ハンマーヘッド岸壁に新水上バス乗り場完成 9/11共用開始 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【赤レンガ倉庫との接続も】横浜ハンマーヘッド岸壁に新水上バス乗り場完成 9/11共用開始

 横浜市は、客船ターミナルや商業施設などからなる「横浜ハンマーヘッド」の岸壁で整備を進めてきた水上バス乗り場「新港ふ頭さん橋」を11日から供用する。老朽化が進んでいた既存浮桟橋(ポンツーン)を改修し、みなとみらいエリアなどを周遊する観光船の発着拠点へと用途転換した。人気観光スポットの赤レンガ倉庫にある水上バス乗り場との接続も視野に、来街者の回遊性向上を目指す。

新港ふ頭さん橋

 さん橋の整備に当たっては、鋼管杭4本を新設したほか、既存ポンツーンを木目調のデザインに変えるなどの改修を施した。杭設計はオリエンタルコンサルタンツ、施工はNB建設、ポンツーン改修の施工は東亜鉄工(横浜市)が担当した。
 さん橋は、長さ18m、幅3.5m、水深約8.0mで、2つのバースを備える。
 供用に合わせ、観光船「シーバスゼロ」「ル・グラン・ブルー」の停泊も予定している。
 横浜ハンマーヘッド隣接では、みなとみらい21地区の眺望を楽しめるデッキや広場が8月28日にオープンしたばかり。今後ますますにぎわいを見せそうだ。

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