【止水性能最大6倍】小松マテーレ新開発の備蓄用土のう「グリーンビズどのうWS」 9月末販売 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【止水性能最大6倍】小松マテーレ新開発の備蓄用土のう「グリーンビズどのうWS」 9月末販売

 小松マテーレは、備蓄用土のう「グリーンビズどのうWS」を9月末から販売する。新開発した超微多孔発泡セラミックスを採用し、止水性能を通常の土のうの最大6倍まで高めた。持ち運びしやすく設置が容易な点も特徴で、多発する豪雨災害への備えとして注目を集めそうだ。
 グリーンビズどのうWSの内容物には、同社が開発し、緑化基盤材や舗装材、壁材などに使われる「グリーンビズ」を基に、高い止水性能を誇る「グリーンビズカリューWS」を採用した。水を含むと細かな粒が粗い粒の隙間をふさぐことで水の浸入を防ぐ。
 乾燥時は1袋10kgと軽量で、持ち運びしやすい形状で災害時に即座に設置できる。内容物は超微多孔発泡セラミックスのため清潔に保管できる。
 製品は放置しても外袋が生分解されるタイプと、天日乾燥して繰り返し使用できるタイプの2種類を用意。いずれも大きさは幅20cm、長さ90cm、高さ10cm。価格(当初出荷価格)は1袋3000円。
 初年度は年間1万袋を生産する予定で、順次生産能力を増強し、3年後に年間10万袋の販売を目指す。全国自治体やホームセンター、コンビニエンスストア、同社ECサイトなどで販売する。

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