応用地質は、サンポール(広島市、山根以久子社長)、ユアサ商事と共同開発した「冠水センサ付きボラード(車止め)」を、静岡県内に設置し、実証試験を開始した。冠水検知情報を道路管理者や関係機関に通知し、道路パトロールや通行止めなど、道路管理オペレーションへの有効性などを検証する。期間は9月から1年間としている。
今回の実証試験では、同県の協力を得て、函南町内の国道136号に冠水センサ付きボラードを2基設置。さらに今後の台風シーズンに備え、9月末までに2カ所増設し、同町と伊豆の国市内の計4カ所で運用を開始する予定だ。
3社による実証試験は京都府福知山市、千葉県浦安市に続いて3カ所目となる。