【社会インフラのメンテ支援】ドライブレコーダーを活用した道路点検 5自治体で実証実験へ | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【社会インフラのメンテ支援】ドライブレコーダーを活用した道路点検 5自治体で実証実験へ

 アーバンエックステクノロジーズ(アーバンエックス、東京都目黒区、前田紘弥代表取締役) と三井住友海上火災保険(三井住友海上)は、ドライブレコーダーを活用した社会インフラのメンテナンスを支援する実証実験を始める。

道路メンテナンスの点検業務における分析イメージ


 アーバンエックスのAI(人工知能)画像分析技術を搭載した三井住友海上の専用ドライブレコーダーで道路メンテナンスの点検業務を高度化・効率化し、 適切な維持管理に貢献することを目指す。

 今回の実証実験では、協力を得られた東京都品川区、千葉市、石川県加賀市、大津市、兵庫県尼崎市の5自治体でデータを収集し、道路の損傷個所を適切に検知できるかなどの技術的な課題を検証する。専用ドライブレコーダーが記録する画像の品質やハードウェアの性能なども検証し、道路メンテナンス業務への有効性を確認する。

 アーバンエックスは、スマートフォンカメラで撮影した画像をAIで分析して道路の損傷個所を検知するシステムを開発し、これまでに20以上の自治体で実証実験を実施している。

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