【i-Con普及へ県職員ら参加】高崎河川国道事務所 新三国トンネルでICT舗装の見学会実施 | 建設通信新聞Digital

5月11日 土曜日

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【i-Con普及へ県職員ら参加】高崎河川国道事務所 新三国トンネルでICT舗装の見学会実施

 関東地方整備局高崎河川国道事務所は12日、i-Constructionの普及・推進に向け、国道17号(仮称)新三国トンネル(群馬県みなかみ町永井~新潟県湯沢町三国地先)でICTを担当する群馬県職員16人と前橋市職員7人を対象にICT舗装工(コンクリート舗装)の現場見学会を開いた。

 i-Constructionサポート事務所として、今回は、スリップフォーム工法を採用する現場で見学会を開いた。

 同工法は、コンクリートの供給、締め固め、成型などの機能を備えた施工機械を使用し、型枠を設置しないで、同一断面の連続したコンクリート舗装版を構築するコンクリート連続打設工法となっている。

 この工法にICT技術を組み合わせた「3D-MCスリップフォームペーバ」を現場では採用している。

 国道17号は、関東と北陸を結ぶ道路。群馬県と新潟県の境を車両が通行できる道路は、国道17号と関越自動車道の2路線で、関越自動車道が災害や事故により通行止めとなる際、代替経路となるなど物流や住民生活に不可欠な幹線道路となる。

 開通区間延長約1.7㎞のうち新三国トンネルの延長は約1.2㎞となる。工事は鹿島道路が受注している。



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