【サ高住の開発強化】年間約2棟ペースで開業 野村不動産など | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【サ高住の開発強化】年間約2棟ペースで開業 野村不動産など

10月に開業するオウカス日吉


 野村不動産と野村不動産ウェルネスは、生涯の在宅・自立生活を支援するサービス付き高齢者向け住宅「オウカス」の開発を強化する。10月に横浜市で延べ約7000㎡の「オウカス日吉」=写真、2023年に埼玉県朝霞市と東京都世田谷区で開業する。これ以降も年間2棟前後のペースで開業を進めたい考え。

 オウカス日吉は、オウカスブランドの第4弾となる。基本設計は日建ハウジングシステム、実施設計と施工は野村建設工業が担当した。6月に竣工した。規模はRC一部S造9階建て延べ7166㎡。住戸は120戸となる。

 共用部にはフィットネススタジオを設け、運動プログラムを実施するほか、ダイニングでは栄養士が管理した食事を提供する。定期的に音楽コンサートも開き、心身ともに健康であり続けられる環境づくりを目指す。所在地は港北区箕輪町2-7-18。

 埼玉県に計画する「(仮称)オウカス志木計画」は8階建ての145戸、東京都の「(仮称)オウカス仙川計画」は186戸を予定している。これまでに千葉県に2カ所、東京都に1カ所開業している。


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