【窓デザインに新技術を採用】 11月3日まで東京ミッドタウンに展示 YKKAP | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【窓デザインに新技術を採用】 11月3日まで東京ミッドタウンに展示 YKKAP

 YKKAPは、「未来をひらく窓-Gaudi Meets 3D Printing」と題して、最新3Dプリンティング技術を使った新しい窓のデザインを東京都港区の東京ミッドタウンで11月3日まで展示している。

 スペインの建築家アントニオ・ガウディの窓や近代より前に職人の手仕事でつくられていた窓から着想を得たデザインを3Dプリンティング技術で実現した新しい窓のプロトタイプ、ガウディが手掛けた建築物カサ・バトリョの窓の縮小再現などが展示される。展示にはカサ・バトリョやカサ・ミラなどガウディによる建築物の管理者が特別協力した。

 展示のうち、カサ・バトリョの窓の縮小再現と、新しい窓のプロトタイプの「太陽と月の窓」では、前田建設のICI総合センターが木工用ロボットアーム型加工機で制作に協力した。加工機が人の手のように切削用刃物を持ち替えて加工することで、複雑な曲線を多数有するフレームのデザインを実現した。

 展示内容に関連して、特設サイト(※詳細はこちらをクリック)で田中浩也慶大教授によるガウディの窓など建築と3Dプリンティング技術についての解説や、隈研吾氏、藤本壮介氏、クラインダイサムアーキテクツ、秋吉浩気氏、大西麻貴氏に、建築家・建築家ユニットの視点から「未来の窓」について聞いたインタビューを公開している。


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