【消費増税に焦点の青春映画】デフレ下で何ができるか問う 藤井聡教授が監修 | 建設通信新聞Digital

5月13日 月曜日

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【消費増税に焦点の青春映画】デフレ下で何ができるか問う 藤井聡教授が監修

消費増税に疑問を持った高校生が未来のために立ち向かう


 20年以上も続く、長いデフレからスタグフレーションの足音まで聞こえ始めた日本経済に打開策はあるのか–。「エンタメで未来を変えたい」として、消費増税にスポットを当てた映画『君たちはまだ長いトンネルの中~こんなに危ない!?消費増税~』を上映するプロジェクトが静かに、そして熱く進行している。

 映画は、消費増税に疑問を持った高校生が自分たちの未来のために立ち向かう社会派青春ストーリー。企画・監督を務める、なるせゆうせい氏は、「どうして20年以上もデフレを脱却できてないのか、その疑問についても考えてもらえるきっかけになれば」と映画制作を思い立った理由を語る。

 原作となる消費増税botちゃん氏の『マンガでわかるこんなに危ない!?消費増税』(ビジネス社)では、藤井聡京大大学院教授が監修を務めた。藤井教授は映画化に寄せて「消費税凍結は経済が激しく停滞しているいま、絶対に実現しなければならない課題。原作に関わった人間として大変うれしく思う」とコメントしている。

 映画撮影は既に完了しており、4月ごろに試写会を開き、5、6月に一般上映を開始したい考え。全国規模での劇場公開を目指している。広告・宣伝費用を捻出するため、クラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/view/396273)を実施しており、25日まで協力を呼び掛けている。


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