【記念シリーズ・横浜市公共建築100周年】第14回 衛生研究所 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築100周年】第14回 衛生研究所


【市民の健康守る拠点】
 2014年に竣工した衛生研究所では、細菌やウイルス、食品添加物などを検査・研究している。施設は室内に柱のないロングスパンを採用したほか、スパンごとに設備シャフトをシステム化した。これにより、検査を止めることなく部屋ごとに改修できる。地震などの災害発生時にも機能を維持できるように免震構造を採用した。新型コロナウイルス感染症のPCR検査や全ゲノム解析に取り組むなど、市民の健康を守り支える拠点となっている。
 設計は伊藤喜三郎建築研究所、建築施工は馬淵建設・紅梅組JVが担当した。規模はRC造7階建て延べ7653㎡。所在地は金沢区富岡東2-7-1。



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