【遠隔監視】鉄道沿線の土砂崩落を把握 エヌエスティ・グローバリスト | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【遠隔監視】鉄道沿線の土砂崩落を把握 エヌエスティ・グローバリスト


 エヌエスティ・グローバリストは、鉄道沿線のIoT(モノのインターネット)センサーやカメラからLoRa方式の無線技術を使って遠隔地でも土砂災害の状況を把握できる「土砂崩落監視サービス」を始めた。

 新サービスは、鉄道沿線の複合気象計や傾斜センサー、土壌含水センサー、カメラなどからデータを取得して現場状態の危険性、異常値を管理者にアラートメールで通知する。太陽光電源装置「SpreadRouter-SOLAR」で電源も確保できる。独自の無線技術で通信インフラが整備されていない地域や山間部でも通信可能。

 沿線周辺の土壌水分状態、地盤傾斜状態、気象状態を測定することで地盤や天候の状態の変化を監視し、蓄積データをトレンド分析すれば大雨・地震による変化を検知する。カメラ画像も送信できるため、数値変化時の状態を映像で確認できる。

 計測値は蓄積して視覚的に表示でき、アラートを通知する条件も設定できる。


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