建設通信新聞

書籍案内
お申し込み ログイン
ヘッドライン
新着ニュース
  • 新着ニュース
    • 行政
    • 企業
    • 団体
    • 人事・訃報
    • インタビュー
    • その他
    • 北海道・東北
    • 関東・甲信越
    • 中部・北陸
    • 関西
    • 中国・四国・九州
    • 全国・海外
  • WEB刊
  • 動画 NEWS
購読お申し込み 書籍案内
    ホーム > WEB刊 > 公式ブログ > 【クローズアップ】Adenのデジタルツインプラットフォーム「Akila」
公式ブログ

【クローズアップ】Adenのデジタルツインプラットフォーム「Akila」

最終更新 | 2022/08/19 13:55

Facebookでシェアする
文字サイズ



デジタルツインを構築し、BIMやさまざまなモジュールを統合した




フランス人により設立されたアジア最大規模の総合ファシリティー・マネジメント企業、Aden(アデン、本社・上海)は、建物の維持管理やESG(環境、社会、企業統治)関連業務を効率化・最適化するデジタルツインプラットフォーム『Akila(アキラ)』を展開している。センサーから得られるデータをAI(人工知能)などで解析し、シミュレーションすることで、その結果を建物の自動制御に利用する。省エネルギー化やCO2排出量削減に必要な業務をワンストップで行うことができる。Akilaを販売する日本法人の設立準備を進めており、2023年度の本格稼働を予定している。



【AIでデータ解析し自動制御/建物のゼロカーボン化に貢献】

同社は、21年9月のAkilaの正式リリースに合わせ、製品と同名の子会社を設立し、販売を推進してきた。建物管理面積は、アジア全域で350万㎡、サイト数は100カ所を超え、不動産管理の意志決定やESGを強力にサポートしている。革新的テクノロジー関連新興企業100社を表彰する世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニア賞を、ことし5月に受賞するなど高い評価を得ている。

AdenのIFM(インテグレーテッド・ファシリティー・マネジメント)プラットフォームを進化させたAkilaは、省エネルギーや環境ソリューションなどのモジュールを統合しIFMのデジタル化を推進するためのコアとなるソフトウェアだ。協業しているダッソー・システムズなどが提供する3次元CADなどで作成したBIMモデルをベースにデジタルツインを構築し、設計や施工、運営までのライフサイクルコストを効率化する。

建物のエネルギー利用状況をリアルタイムに可視化するとともに、取得したデータをAIで解析し、その結果を設備機器の自動制御やIoT(モノのインターネット)センサーと連動した施設管理に活用する。資産管理、エネルギー、ワークスペース、リーシング、環境関連の各分野の最適化や効率化、コストダウンにつなげる。

エネルギー消費を分析し、リアルタイムで見える化する



◆ESGレポートの作成業務を自動化

具体的に、資産管理ではボイラーやコンプレッサーなど設備機器の耐用年数の増加やTCO(総保有コスト)の最適化に向け、予知保全や予防保全、改良保全、点検管理、工程管理などのワークフローを最適化する。

エネルギー分野では、各種機器に取り付けるセンサーとAIによるシミュレーションをフル活用する。エネルギーのベンチマーク分析やコーホート分析、リアルタイムモニタリング、HVAC(冷暖房空調機器)の自動制御、エネルギー削減可能余地の検証などにより、脱炭素目標達成に向けた具体的なロードマップを示す。

ワークスペースの管理では、リアルタイム・ロケーションシステム、会議室マネジメント、アクセス・コントロール、顔認証、ドア開閉マネジメントなどのセキュリティーマネジメント機能を提供する。

入居テナントを支援するリーシング事業では、BIMデータの可視化、複数サイトのオペレーションとメンテナンス、収益実績と予測、テナント向けポータルサイトなどを提供するほか、施設の使用状況を可視化する。

環境関連は、デジタル版廃棄証明書の発行、コンプライアンス管理、オペレーション管理などがある。例えば清掃員の作業箇所をリアルタイムで把握するほか、業務報告書の作成などを自動化する。また、各種センサーが取得するデータを分析してCO2排出量を数値化し、リアルタイムで把握するほかESGレポーティング業務も自動化する。



◆CO2排出量可視化ロードマップを作成

新築とリニューアル双方で利用でき、新築の場合は設計や施工で利用したBIMを維持管理に適したデータに変換してAkilaに取り込み、ライフサイクル全体でオペレーションに利用する。CATIA以外のソフトで作成したBIMモデルを取り込むこともできる。リニューアルでも、2次元図面や3次元測量で取得したモデルを1週間程度でBIM化し、Akilaに取り込んで運用する。

建物のゼロカーボン実現に貢献するのもメリットの1つだ。Aden日本事業責任者の藤井亮太氏は「ゼロカーボンの達成にはCO2排出量の見える化が不可欠となる。その上でシミュレーションを行い、脱炭素に向けた具体的なロードマップを示すことができる」と説明する。

中国などに拠点を持つ複数の日系企業がESGレポーティングや設備の自動制御、CO2の可視化などにAkilaを導入している。日本の大手設計事務所やゼネコンからも引き合いがあり、BIMと連携した維持管理の高度化への貢献が期待されている。

藤井氏は「さまざまなシステムをパッケージしているが、BIMデータを利用し、低いコストでスピーディーに提供するのが強み。早々に日本法人を立ち上げ、建物オーナーへのコンサルティングも含め事業を展開したい」と意気込む。


【公式ブログ】ほかの記事はこちらから


建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら

  • #BIM
  • #ESG
  • #ゼロカーボン
公式ブログ 建設通信新聞購読お申し込み

関連記事

  • 【鹿島サマースクール】「見学して建設業の印象が変わった」の声多数! 全国33現場…

    最終更新 | 2017-09-15 16:04

  • 【三井住友建設】「環境 人づくり企業大賞2018」で優秀賞 16年、17年の奨励…

    最終更新 | 2019-05-31 14:05

  • 【新潟スワンエナジー】新潟市、JFEエンジ、第四北越フィナンシャルグループが地域…

    最終更新 | 2019-07-18 13:44

  • 【発行50倍に】グリーンボンドの活用拡大 資金集中の大きな流れに

    最終更新 | 2019-01-15 16:55

  • 【SDGs】地方創生+資金調達=「持続可能な開発目標」 革新的資金調達で官民組織…

    最終更新 | 2019-08-28 15:38

記事フリーワード検索

建設専門紙がつくる
工事データベース
建設工事の動きのロゴ
紙面ビューワ

本日の紙面

2026/03/17
key

3/11 更新!

  • 新聞の画像
    建設通信新聞
    月刊建設工事の動き
    見本請求
  • DIGITAL会員登録
    購読のお申し込み
  • 連載記事
  • 広告のご案内
  • リリースはこちら

公式SNS

アクセスランキング

  • ゼネコン/高水準維持も早期化の負担大/2年で1000人増

    掲載日|2026/03/07
  • 【消防庁舎を移転新築】大阪・池田市/計画短期方針に盛り込む

    掲載日|2026/03/09
  • 【ともに2万㎡、7月着工】江東区塩浜と千石にDC

    掲載日|2026/02/12
  • 【国内最大のウエーブプール】千葉・流山市で29年夏オープン、…

    掲載日|2025/08/22
  • 【霞が関・虎ノ門地区開発】A地区15.1万平米、B地区は26…

    掲載日|2026/03/11
  • 会社概要
  • サイトマップ
  • サイトポリシー
  • 特定商取引法表記
  • 個人情報保護
  • 行動計画
  • お問い合わせ
Copyright ©2012-2026
The Kensetsutsushin Shimbun Corporation.