【動画ニュース】横浜国大が2連覇、学生コンクリートカヌー大会/土木学会関東支部 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【動画ニュース】横浜国大が2連覇、学生コンクリートカヌー大会/土木学会関東支部

 

◆動画ニュース配信中
第27回土木系学生によるコンクリートカヌー大会の様子を動画で紹介。ご視聴はこちらから





 土木学会関東支部(加藤和彦支部長)は27日、埼玉県戸田市の荒川貯水池(彩湖)で、「第27回土木系学生によるコンクリートカヌー大会」を開いた。総合得点105点を獲得した横浜国立大学が優勝した。カヌー名称は「YNCs」で、前回のプレゼンテーション大会に続き2連覇を達成した。
 

優勝杯を掲げる横浜国立大学のメンバー


 
 準優勝は103点の祐誠高校「C-Hawks2022」、3位は91点の栃木県立那須清峰高校「大猩猩竜」だった。敢闘賞(日刊建設通信新聞社賞)は東京都市大学「都市大号」が受賞した。

 横浜国大はレース順位で4位だったが、構造上の工夫などを評価するプレゼン審査で1位となり、逆転優勝となった。主に4人の修士1年生を中心とした多国籍チームを編成し大会に挑んだ。岡山県出身の吉田悠人さんが中心となり、中国人の倪書晴さんとウズベキスタン人のアビルカツモフ・ソヒブさんが設計、マレーシア人のジャクセル・チャンさんが配合を担当した。

 吉田さんは「力を合わせて頑張ってきたため、大変うれしい。メンバーの国が違うこともあり、ぶつかる部分もあったが、そうした中でもお互いの良いところを出し合えた。来年は後輩たちに3連覇を目指してもらいたい」と喜びを語った。

 加藤支部長は各校の健闘をたたえた上で、「設計や施工に心を砕き、創意工夫をこらす。答えのない中で、自分たちで答えを見つけていくプロセスが大切だ。この経験は学生の皆さんが社会に出た時に必ず役に立つ。今後もぜひ頑張ってほしい」と総括した。

 今回は3年ぶりの実地開催で、全国から大学や高等専門学校、高校を合わせて16校19チームが参加した。大会は日刊建設通信新聞社など専門紙3社が協賛し、関東地方整備局や戸田市が後援した。

 その他の受賞学校とカヌー名称は次のとおり。
 ▽競漕点(大学・高専の部)=群馬高専「わたらせ」▽同(高校の部)、デザイン賞=秋田県立大曲工業高校「DAIKO FIRE」▽技術賞(大学・高専の部)=東北職業能力開発大学校「STORY」▽同(高校の部)=祐誠高校「C-Hawks2022」▽セメント賞=栃木県立真岡工業高校「MKりっきーGO」。
 

息の合ったパドリングを見せる各チーム


 
 
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