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5月14日 火曜日

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【ZEH】福岡市の共同住宅で初 ライト工業

起工した堅粕1丁目計画の完成イメージ


 ライト工業は2日、「(仮称)博多区堅粕1丁目プロジェクト」新築工事の地鎮祭を福岡市博多区の建設地で開き、着工した。同社によると完成すれば福岡市内の共同住宅では初めてのZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)となる。設計はwork3一級建築士事務所、自社で施工し、2023年11月の完成を目指す。

 神事ではwork3の高橋功季社長が鎌(かま)、ライト工業の阿久津和浩社長が鍬(くわ)、山本明伸常務取締役建築事業本部長が木杭を入れ、工事の安全を祈願した。

 ライト工業九州統括支店移転建て替えに伴い、支店跡地の有効活用として住宅67戸の賃貸共同住宅を建設する。施設規模はRC造8階建て延べ2524㎡。ZEH関連の認証を取得し、熱負荷低減を実現するほか、太陽光発電や電気自動車の充電施設を設置するなど再生可能エネルギーの創出を図る。

 阿久津社長は「今後のプロジェクトでも脱炭素に向けた取り組みを強化させる」としている。

 建設地は博多区堅粕1-28-44。敷地面積961㎡。


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