【記念シリーズ・横浜市公共建築】第40回 横浜市芸能センター(横浜にぎわい座) | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第40回 横浜市芸能センター(横浜にぎわい座)


 2001年12月に竣工した野毛町3丁目北地区再開発ビルの低層部に、大衆芸能分野における文化振興政策の拠点として整備した。

 3・4階の「芸能ホール」(391席)は、桟敷席や仮設花道など大衆芸能の雰囲気を演出した空間を創出。落語、漫才、大道芸などの大衆芸能を演目とする本格的劇場となっている。

 平土間で移動式客席を備える地下2階の「のげシャーレ」(小ホール)は、実験的な公演や稽古にも対応し、大道芸に必要な十分な天井高さがある。

 ビルの規模はSRC造地下3階地上13階建て延べ1万4135㎡。設計は石本建築事務所、劇場部分はアクト環境計画と協働した。建築施工は大成建設・錢高組・三木組・イワキ工業JVが担当した。所在地は中区野毛町3-110-1。


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