東京都西東京市は、「史跡下野谷(したのや)遺跡」の整備工事を進める。竪穴式住居復元工事を多摩商工、土器集中出土住居跡(土器だまり)復元工事をトリアド工房に発注した。2023年春の完成を目指す。
定例会見で木村俊二教育長は「この遺跡は縄文時代中期の集落遺跡だ。クラウドファンディング型のふるさと納税で寄付を募ったところ、多くの方にご支援をいただけた。サポーターの方々を“ムラびと”として迎えたい」とし、整備内容やソフト面の施策などを説明した。
発掘調査の結果などを踏まえ、竪穴式住居2棟と土器溜まりを1基復元する。所在地は東伏見。遺跡の一部は国史跡に指定され、公園となっている。
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