【全国第1号店のホテルB4T】いわき駅直結の複合施設開業 JR東日本ら | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

公式ブログ

【全国第1号店のホテルB4T】いわき駅直結の複合施設開業 JR東日本ら


 福島県いわき市のJRいわき駅に直結するホテルとしてJR東日本水戸支社(小川一路支社長)が整備した「ホテルB4Tいわき」と、仙台ターミナルビルの商業施設「エスパルいわき」からなる複合施設が15日に開業した。設計はJR東日本建築設計、施工は東鉄工業が担当した。

 規模はS造10階建て延べ8746㎡。4-10階はJR東日本グループの新形態ホテルとして全国第1号店の「ホテルB4T」となる。客室は専用ラウンジを備えたキャビンタイプとルームタイプの2種類合わせて227室を備え、Suicaでセルフチェックイン・セルフチェックアウトができるほか、ルームキーとしても使う。

 1-3階に入る「エスパルいわき」にはスパリゾートハワイアン直営レストランなど、地元資本の飲食店など12店舗が入居しており、今後、牛タン店などのオープンも予定している。

 15日に現地で開かれたオープニングセレモニーには、JR東日本の喜勢陽一代表取締役副社長と小川支社長、仙台ターミナルビルの松崎哲士郎社長、内田広之いわき市長らが出席した。

 あいさつに立った喜勢副社長は「本事業は、常磐線全線開通に続く東日本大震災からの復興の第2ステージにおいて大きな第1弾に位置付けられるものだ。今後、地域としっかりと連携し、さまざまな可能性を一つひとつ具体化する中で、いわきの地に大きな人・モノの交流を作り上げていきたい」と話した。

 この後、松崎社長や内田市長のあいさつなどに続いてテープカットが行われると、会場に詰めかけた多くの関係者や市民から一斉に拍手が沸き起こり、いわき中心部のさらなる活性化をリードする複合施設の開業を祝った。


【公式ブログ】ほかの記事はこちらから


建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら