【業界イメージ刷新!】ユニフォームデザインプロジェクト始動! 東京モード学園×全建協連 | 建設通信新聞Digital

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【業界イメージ刷新!】ユニフォームデザインプロジェクト始動! 東京モード学園×全建協連

 全国建設業協同組合連合会(青柳剛会長)が、建設産業界のイメージ向上などを目的に実施するユニフォームデザインプロジェクトが始動した。ユニフォームづくりでコラボレーションする東京モード学園のコクーンタワーホール(東京都新宿区)で10日、同校の学生に目的やデザイン上の留意点などを説明。今後、ファッションデザイン学科・技術学科の2-4年生約280人からデザインを募集し、11月に最優秀作品、優秀作品を表彰する。ミドリ安全が入賞作品の試作品をつくり、2018年2月に試着発表会を開く。
 プロジェクトは「誰もが着たくなるユニフォームで、業界イメージを刷新!」をキャッチフレーズに企画。10日の説明会で青柳会長は、「毎日、建設業に携わる人たちが着るユニフォームは、安全で作業しやすいことはもちろんだが、着てみてかっこいい作業着であれば作業はもっと楽しくなる。多くの皆さんがアイデアを出してくれることで建設業のイメージアップにつがなる。一緒になってさまざまなことを考えることにワクワクしている」とあいさつした=写真。
 引き続き、全建協連の福田和彦専務理事がプロジェクトの目的などを説明し、ミドリ安全のグループ会社であるエムシーアパレルの玉那覇正平デザイン企画部係長がユニフォームに求められる機能性や安全性などデザインに当たっての留意点を解説した。
 質疑応答では、会場から「現場での視認性向上の内容について具体的に教えてほしい」「金属性ファスナーが表に出ていると電気を通して危ないと聞いたことがあるが実際にはどうなのか」など活発な質問が出された。
 ユニフォームのデザインは、授業の一環として東京モード学園の学生から9月末まで募集し、審査により最優秀作品(レディース、メンズ各1人)、優秀作品(同各2人)を選定する。
 審査委員は国土交通省の青木由行官房建設流通政策審議官、建設業振興基金の内田俊一理事長、日本サインデザイン協会の宮崎桂会長、エムシーアパレルデザイナーの佐古かがり氏、長野県建設業協会の藏谷伸一会長(全建協連副会長)の5人が務める。

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