日本国際博覧会のシンボルとなる大屋根(リング)の組み立てが、パビリオンワールド(PW)北東工区で始まった。完成すれば、内径が約615m、1周約2㌔の世界最大級の木造建築物となる。大林組・大鉄工業・TSUCHIYAJVと安井建築設計事務所のグループが整備を担当している。
現場では、地上で420mm角の柱材と210mm×420mmの梁材を組み合わせたユニットをクローラークレーンでつり上げ、組み立てている。
今後、基礎工事が完了した部分から順次組み立て、25年2月ごろの竣工を目指す。
清水建設・東急建設・村本建設・青木あすなろ建設JVが担当するPW南東工区、竹中工務店・南海辰村建設・竹中土木JVと昭和設計のグループが担当する同西工区は、23年8月以降に大屋根の組み立てに着手する予定だ。
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