建設通信新聞

書籍案内
お申し込み ログイン
ヘッドライン
新着ニュース
  • 新着ニュース
    • 行政
    • 企業
    • 団体
    • 人事・訃報
    • インタビュー
    • その他
    • 北海道・東北
    • 関東・甲信越
    • 中部・北陸
    • 関西
    • 中国・四国・九州
    • 全国・海外
  • WEB刊
  • 動画 NEWS
購読お申し込み 書籍案内
    ホーム > WEB刊 > B・C・I 未来図 > 【BIMつなぐ新たな潮流③】インフラ事業者にCDE構築の流れ データ価値の最大化が重要
B・C・I 未来図

【BIMつなぐ新たな潮流③】インフラ事業者にCDE構築の流れ データ価値の最大化が重要

最終更新 | 2023/12/21 16:07

Facebookでシェアする
文字サイズ

 11月に米国・ラスベガスで開かれたオートデスクのコンファレンス『Autodesk University2023』(AU)では3日間で600を超えるセッションが組まれた。進展する次世代クラウドプラットフォーム『Autodesk Construction Cloud』(ACC)の導入事例を紹介する関連セッションも数多くあった。

 ペルーの首都リマにあるリマ・ホルヘ・チャベス国際空港では、ペルー建設会社のCUMBRAグループがBIMデータの管理基盤にACCを全面導入した。プロジェクト関係者で錯綜(さくそう)する情報をリアルタイムに管理するため、CDE(共通データ環境)も整えた。BIMディレクターのヴィクトル・ヴェント氏は「CDEとBIMを組み合わせる効果は大きい。このプロジェクトは南米におけるACCのマイルストンになる」と力を込めた。

 米国ニューヨーク市で進行中のジョン・F・ケネディ国際空港新旅客ターミナルプロジェクトでは、オーストラリアのエンジニアリング会社RBGがプロジェクト関係者との情報共有に独自開発のデータプラットフォームを活用している。ダニエル・サンベル氏は4次元モデルによる生成、更新、提供のプロセスを説明した上で「いかに関係者間でデータの価値を最大化することができるが重要」と説明した。

 米国インディアナ州運輸省(INDOT)では、ACCの施工管理向けプラットフォーム『Build』を使い、企画から設計、調達、施工の各段階を管理している。プロジェクトマネジャーのダニー・コービン氏は「建設プロジェクトの改善と強化に力を注ぎ、リスクをより効果的に処理するためにスケジュール管理を重要視している。そこで3カ年のACCパイロットプロジェクトをスタートした」ことを明かした。

 JR東日本グループのセッションも、ACCの導入を見据えた内容となった。登壇したJR東日本コンサルタンツ(JRC)の小林三昭常務ICT事業本部長はBIMを軸に展開する鉄道DXの取り組み、JR東日本の石村隆敏建設工事部基盤戦略ユニットマネージャーは建設部門におけるDX戦略を紹介した。

 JR東日本グループでは調査・計画、設計、発注、施工、維持管理のサイクルを通じてBIMを活用する「JRE-BIM」を掲げ、JRCが構築したプラットフォーム「BIMクラウド」でプロジェクト関係者が情報共有を進めている。2020年5月にBIMガイドラインを発行したほか、電子納品・電子契約の本格導入、設計段階のBIM作成・点群取得原則化などの施策を展開するなど、着実にCDE(共通データ環境)の構築を進めている。

来場者があふれたJR東日本グループのセッション


 石村氏は「CDEにはクラウドのデータ共有が欠かせないことから、ACCの導入検討を進めている。AUによってわれわれの現在地を知ることができた」と話す。小林氏はJR各社でBIM導入が進展する中で「ワンチームとしてBIM活用を展開するプロジェクトがスタートしている」とし、「AUを教育の一環にも位置付け、社を挙げて参加した」ことも明かした。

 JRCからは、栗田敏寿取締役会長をはじめ22人が参加した。200人を超えた日本からの参加者のうち、同社が最大規模となった。セッションにはカタール建設省の担当者が聴講するなど、会場を埋め尽くす100人強の来場者が訪れた。モデレーターを務めたオートデスクの福地良彦アジア太平洋地域土木事業開発部統括部長は「JR東日本と同じように、海外のインフラ事業者はBIMデータ活用を進める上でCDE構築を目指している。国土交通省のBIM/CIM原則化がスタートし、日本も新たなステージに入る」と説明する。

JFK国際空港新旅客ターミナルプロジェクト(セッション資料から抜粋)



【B・C・I 未来図】ほかの記事はこちらから



建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら

  • #BIM
  • #DX
  • #企業
  • #技術
B・C・I 未来図 建設通信新聞購読お申し込み

関連記事

  • 【BIMつなぐ新たな潮流①】豊かな「土壌」が多くの果実に データ育てるクラウド基…

    最終更新 | 2023-12-21 16:08

  • 【BIMつなぐ新たな潮流⑩】ソフト依存しないデータ連携時代へ 進化続けるクラウド…

    最終更新 | 2023-12-27 16:09

  • 【BIMつなぐ新たな潮流④】BIM原則化へISO19650取得 情報の出し入れが…

    最終更新 | 2023-12-22 10:32

  • 【BIMつなぐ新たな潮流⑤】蓄積データを賢く使う流れ鮮明 注目されたACCセッシ…

    最終更新 | 2024-01-16 09:44

  • 【BIMつなぐ新たな潮流⑥】クラウドでデータ出し入れの時代へ パートナー企業もA…

    最終更新 | 2023-12-22 11:19

記事フリーワード検索

建設専門紙がつくる
工事データベース
建設工事の動きのロゴ
紙面ビューワ

本日の紙面

2026/03/16
key

3/11 更新!

  • 新聞の画像
    建設通信新聞
    月刊建設工事の動き
    見本請求
  • DIGITAL会員登録
    購読のお申し込み
  • 連載記事
  • 広告のご案内
  • リリースはこちら

公式SNS

アクセスランキング

  • ゼネコン/高水準維持も早期化の負担大/2年で1000人増

    掲載日|2026/03/07
  • 【消防庁舎を移転新築】大阪・池田市/計画短期方針に盛り込む

    掲載日|2026/03/09
  • 【ともに2万㎡、7月着工】江東区塩浜と千石にDC

    掲載日|2026/02/12
  • 【国内最大のウエーブプール】千葉・流山市で29年夏オープン、…

    掲載日|2025/08/22
  • 【霞が関・虎ノ門地区開発】A地区15.1万平米、B地区は26…

    掲載日|2026/03/11
  • 会社概要
  • サイトマップ
  • サイトポリシー
  • 特定商取引法表記
  • 個人情報保護
  • 行動計画
  • お問い合わせ
Copyright ©2012-2026
The Kensetsutsushin Shimbun Corporation.