【海ほたるPA】開業20周年で記念サイト開設 | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

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【海ほたるPA】開業20周年で記念サイト開設


 東京湾アクアラインと海ほたるPAが、12月18日に開通・開業から20周年を迎える。NEXCO東日本と東京湾横断道路会社は、20周年を記念し、アクアラインの建設から現在までの歩みやその整備効果、海ほたるの魅力などを再発見してもらうため、同社オフィシャルサイト「ドラぷら」内に、20周年記念サイトを開設した。東京湾を道路でつなぐために集結したさまざまな技術、海底トンネルの掘進や橋梁の洋上での架設など建設工事の経過、海洋構造物を管理する技術などを紹介している。
 東京湾アクアラインは、東京湾の中央部を横断する長さ15.1㎞の有料道路で、東京都市圏の環状道路の一部を構成している。川崎側から9.5㎞がシールドトンネル、木更津側から4.4㎞が橋梁で、トンネル区間の中央に換気施設を持つ「風の塔」(人工島)、トンネルと橋梁の接続部に「海ほたるPA」(同)があり、施工段階では人工島をシールド機の発進基地として利用。建設は、東京湾海底の軟弱地盤、風や潮などの自然条件、湾内の船舶航行、環境保全を考慮して実施した。民間の資金や技術的能力を活用し、日本道路公団(当時)と東京湾横断道路会社が進めたプロジェクトで、調査に約20年、建設に約10年を要し、1997年12月に開通した。
 記念サイトには、アクアラインの軌跡として、▽事業概要、道路の構造▽建設の経過、先端技術など▽海洋構造物の管理▽開通後の整備効果▽海ほたるPAの変遷--などを紹介。また、アクアライン・海ほたるに関する動画・写真集のほか、20周年記念関連のイベント情報なども掲載している。