【サッカースタジアム】キャプテン翼の舞台・東京都葛飾区が施設整備の基礎調査 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【サッカースタジアム】キャプテン翼の舞台・東京都葛飾区が施設整備の基礎調査


 
 
 東京都葛飾区は、私学事業団総合運動場への将来的なスポーツ施設整備を見据え、基礎調査に着手する。「(仮称)東新小岩一丁目公園用地活用検討アドバイザリー業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。参加は6月12日まで受け付ける。7月中旬に最優秀提案者を決定後、8月上旬に契約する見通し。

 参加資格は、区の競争入札参加資格を持つことなど。2017年度以降、▽国内のプロスポーツ興行を想定し、まちづくりと一体となったスタジアム・アリーナなどを含む施設整備▽施設整備の基本構想・基本計画の策定支援▽アンケート調査などの規定業務――のいずれかの受託実績が、官公庁・民間両方であることも求める。

 概要は、土地利用条件・周辺環境の現状や関係法令などによる制約の整理、周辺の交通状況、振動・騒音についての基礎調査など。国内外10カ所程度での、スポーツ施設を中心とした土地活用の動向の整理・分析、地域住民の理解促進支援も進める。

 履行期間は25年3月31日まで。提案限度価格は2504万7000円(税込み)。

 区は23年2月、漫画『キャプテン翼』の舞台となっていることを踏まえ、将来的なサッカースタジアムの建設を視野に、日本私立学校振興・共済事業団と高度利用の基本協定書を締結している。

 運動場の所在地は、新小岩1―18―1の敷地6万8103平方メートル。

 
 

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