【成田空港のC滑走路南側造成】ECIの技術協力は大林組JVに | 建設通信新聞Digital

5月31日 土曜日

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【成田空港のC滑走路南側造成】ECIの技術協力は大林組JVに

C滑走路は空港の北東側に新設予定(『新しい成田空港』構想 将来配置イメージ、23年3月より)


 成田国際空港会社(NAA)は、ECI(施工予定技術者事前協議)方式を採用し、技術提案・交渉方式の公募型プロポーザルを実施した「C滑走路南側造成設計技術協力」について、大林組・熊谷組・鴻池組・飛島建設・青木あすなろ建設JVと契約した。契約金額は2471万7000円(税込み)だった。

 C滑走路は、長さ3500m、幅45mで、全体の用地造成規模は切土約1900万m3、盛土約1600万m3などとなっている。今回の技術提案では、国道や町道、2級河川、用水管に支障を与えずに付け替えつつ、複数の工事が集中する中で施工するため綿密な施工計画が必要で、軟弱地盤対策や他工区への土砂運搬も伴うことから地域影響の最小化、工程の確実性向上、軟弱地盤対策、環境影響低減などを求めた。

 技術協力の業務内容は、計画準備、協議・報告、技術協力となっている。履行期間は2024年12月25日まで。

 工事では、土工、軟弱地盤対策、ボックスカルバート、水路、道路、用水管設置、橋梁、仮設、撤去などを実施する。

 工期は契約締結から29年3月まで。

 

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