【鹿島サマースクール】大規模現場の迫力に圧倒! 外環市川中工事を高岡工芸高生37人が見学 | 建設通信新聞Digital

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【鹿島サマースクール】大規模現場の迫力に圧倒! 外環市川中工事を高岡工芸高生37人が見学

 鹿島は22日、中高生を対象に実施中の現場見学会「鹿島サマースクール」を、千葉県市川市で施工中の東京外環自動車道市川中工事現場で開いた=写真。修学旅行の一環として富山県立高岡工芸高校土木環境科の2年生37人が参加し、1時間ほどかけて現場を見学した。
 工事は掘割区間として本線の地下構造物を構築する長さ1.5㎞。鹿島・大林組・鉄建建設JVが施工を進めており、2018年3月の供用に向け、構造物の埋め戻し作業など最終段階を迎えている。見学会では奥本現所長ら4人の現場担当が対応し、工事の進め方を紹介した上で現場を案内した。
 掘削土工量92万m3、コンクリート23万m3という大規模現場の迫力を体感した生徒からは建設業で働く上で必要な資格などを問う質問などがあり、奥本所長は「まずは建設業に興味を持つことから始めてほしい。ぜひ将来現場で働いてもらいたい」と呼び掛けた。
 サマースクールは本物の建設現場を見てもらい、建設業への興味を少しでも高めてもらうことが狙い。夏休み期間中に合わせ開催しており、既に10現場以上で実施している。同日には同現場を含め3カ所で開催したという。

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