【DBOでエコセメント化施設改良】参加表明9月26日まで/東京たま組合 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【DBOでエコセメント化施設改良】参加表明9月26日まで/東京たま組合

改良工事前のエコセメント化施設


 東京たま広域資源循環組合(管理者・阿部裕行多摩市長)は27日、「エコセメント化施設基幹的設備改良工事及び運営事業」の一般競争入札を公告する。質問は7月25日まで、参加表明書と資格確認申請書は9月26日まで受け付ける。11月7日に入開札する。

 参加資格は単独かグループ。セメント製造施設の施工、維持管理やセメント販売業の経験などを求める。

 概要はエコセメント化施設の基幹的設備改良と運営。DBO(設計・建設・運営)方式を採用する。生産したエコセメントの販売も行う。2025年度を設計に、26-30年度を改良工事に充てる。運営期間は51年3月31日まで。

 施設は多摩地域25市1町の焼却残さを処理しエコセメントを生産する。焼却残さ処理能力は1日当たり330t、エコセメント生産能力が1日当たり520t。所在地は二ツ塚廃棄物広域処分場の一部で、東京都日の出町大久野7642の約4万6000㎡。太平洋セメント・荏原製作所JVが整備し、06年に竣工した。整備費は258億9000万円(税別)。

 事業者選定支援は建設技術研究所が担当する。

 

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