【115億投じ再整備】今月中旬に設計と支援発注/秋田市の卸売市場 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【115億投じ再整備】今月中旬に設計と支援発注/秋田市の卸売市場

完成イメージ


 秋田市は、卸売市場再整備基本計画をまとめた。外旭川字待合28の現地で建て替え、全体を3期に分けて建設、既存施設の解体を繰り返す。工期を短縮するため、花き棟は設計と建設を分離する従来方式で発注し、花き棟の工期中にDB(設計・施工一括)方式で発注する青果棟と水産棟の事業者選定や設計を進める。概算の総事業費は約115億円。

 7月中旬に花き棟の基本・実施設計と、DBで発注する青果・水産棟の要求水準書作成(アドバイザリー)業務を公告する。花き棟は9月にも設計に着手し、2025年6月議会案件として発注する。工期は約15カ月を見込んでいる。

 再整備計画は、敷地13万9520㎡のうち10万2000㎡を新しい市場用地とし、4万1100㎡を余剰地に充てる。

 基本計画で設定した花き棟は約1712㎡で、工事費は約6億5000万円。

 2期で約8418㎡の青果棟と3360㎡の管理棟、3期で7298㎡の水産棟と1065㎡の物流センター棟などを整備する。概算の事業費は新設が約82億9000万円で青果棟が約25億3000万円、水産棟が約23億1000万円、供用部が約12億9000万円と試算した。工期は1期が21カ月(建設15カ月)、2-3期がそれぞれ19カ月(同13カ月)を見込む。

 

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