【新病院でZEB認証取得】1次エネを57%削減/神奈川県小田原市 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【新病院でZEB認証取得】1次エネを57%削減/神奈川県小田原市

完成イメージ


 神奈川県小田原市が整備を進めている小田原市新病院が、「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready」認証を取得した。省エネルギー計算上の標準的な病院と比較して一次エネルギーの年間消費量が57%削減されるとしている。これは延べ床面積2万㎡を超える大型総合病院では、全国で最高値となる。

 新病院では、センシング制御で無駄な空調や照明を最小化したほか、マイクロコージェネレーションによる創エネと廃熱利用、太陽光パネルの設置などによって建築物のエネルギー消費量を削減した。

 施設規模はS造9階建て延べ4万2624㎡。病床数は406床。DB(設計施工一括)を採用し、設計は竹中工務店・内藤建築事務所JV、施工は竹中工務店、監理は内藤建築事務所が担当している。

工期は2026年2月までで、同年春の開院を予定する。建設地は久野46ほかの敷地2万3021㎡。


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