愛知県刈谷市は、Park-PFI(公募設置管理制度)を採用する「刈谷市総合運動公園整備・管理運営事業」の公募型プロポーザルを実施した結果、エリアワンを代表とする刈谷ダイバーシティパーク共同体を優先交渉権者に特定した。構成員はスポーツマネージメント、桜井建築設計事務所、佐々木建設、石翠園。近く基本協定を結び、9月から設計・協議を始める予定だ。
カフェレストラン&スポーツステーションやアーバンスポーツコートなどの整備を提案した。講評によると、運動公園の可能性を広げるダイバーシティーパークの考えを組み込んだ点と、障害者就労支援や子ども食堂など社会問題に関する提案が高い評価を得た。
事業対象区域は、市総合運動公園(築地町荒田34)内の敷地約4400㎡。公園の利便性や魅力向上を目指す。2025年冬に着工し、26年夏の供用を予定する。