
大津市は、大津市庁舎整備について、早ければ12月補正予算に設計業務委託費を要求する考えだ。予算可決後、2025年度末に公募型プロポーザルを公告し、26年度初旬に委託先を選定する見込みだ。工事着手は29年度後半を想定しており、32年度の供用開始を目指す。
事業では、市役所庁舎の新館を継続使用しつつ耐震性能が不足している本館と別館に代わる新庁舎を整備する。建設地は皇子山総合運動公園(大津市御陵町)。
8月に策定した基本計画によると、新庁舎の想定規模は6階建て延べ2万5000-2万7000㎡で、1階は市民交流、2階は市民交流・市民窓口、3階は福祉系、4階は消防局・技術系、5階は特別職・事務系、6階は議会・事務系とする。
現在の大津市庁舎は、本館(SRC造地下1階地上5階建て延べ1万5160㎡、1967年完成)、別館(同地下1階地上3階建て延べ6251㎡、71年完成)、新館(同地下1階地上7階建て延べ1万0948㎡、89年完成)、第2別館(RC造地下1階地上2階建て延べ1273㎡、93年完成)で構成している。基本計画策定支援業務は日建設計が担当した。
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