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【i-Con2026】運輸デジタルビジネス協議会/e建機(R)チャレンジ建機

最終更新 | 2026/03/11 14:41

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 運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)は、運輸・建設分野におけるデジタル技術の社会実装を目的に活動している。建設業WGは、建設業界の人材不足解消や迅速な災害対応などに向け、「建設機械の遠隔操作」という新たな解決策を提示するため、「e建機チャレンジ」を企画・運営し、学生、女性、eスポーツプレイヤーなど遠隔操作への親和性の高い若者に参加してもらっている。大会の目的は「遠隔操作技術の社会実装」「新たな人材への機会創出」「災害復旧支援への社会貢献」の三つ。建設業未経験者を含む参加者が競技会形式でスピード、効率性、正確性などを競うことで、生産性向上の検証や社会的な認知度向上を目指し、2022年から年1回のペースで開催している。

大阪・関西万博で開いたe建機チャレンジ2025の様子


■これまでの活動紹介
 TDBC建設業WGが企画・運営する「e建機チャレンジ」は、2022年10月に第1回を開き、23年9月に国土交通省主催の「遠隔施工等実演会~施工DXチャレンジ~」のタイアップ企画として第2回を開催した。東京・六本木の高層ビルから約70㎞離れた千葉県大多喜町の千葉房総技能センター筒森AIセンターを建機稼働会場とし、建機オペレータ、学生eスポーツプレイヤー、プロeスポーツプレイヤーらが技を競った。24年10月に開いた第3回は、千葉市のEPレンタル平川フィールドを建機稼働会場とし、重機操作シミュレーションアプリ「重機でGo」を活用した予選会も実施して全6チームが競技した。

 これまでの活動の集大成として取り組んだのが、大阪・関西万博のメインホール「シャインハット」で7月18日に開催した「e建機チャレンジ2025」だ。KONAMI eスポーツ学院の高校生、学生重機部連合、プロeスポーツチーム「QT DIG∞」の3チームが参加し、万博会場から約450㎞離れたEPレンタル平川ヤードの油圧ショベルとキャリアダンプを遠隔操作し、タイムトライアルで競技した。KONAMI eスポーツ学院が優勝し、遠隔施工が高校生の将来の進路選択肢となり得ることを強く印象づけた。

e建機チャレンジ2025で優勝したKONAMI eスポーツ学院チーム


 大会は、高精細映像、固定カメラ、ドローン映像を組み合わせた操作環境により搭乗操作に近い臨場感を実現。超遠隔操作の実用性を実証する場にもなった。

 具体的には、e建機チャレンジは超遠隔映像伝送技術の向上が基盤となって成立している。すなわち伝送データ量の削減(高精細映像の圧縮)、多視点映像の一元化(複数映像の統合・同期)、安定した高速伝送路の確保(通信経路の最適化)など各種技術の融合が不可欠である。

 さらにイベント性、実用性を高めるためにドローン、360度天球カメラ等の映像を組み合わせ、大型スクリーンに分割投影。さらに環境によってはYouTube同時配信を行う等、総合的なエンジニアリングの挑戦の場とも言える。これらの技術はARAVをはじめ、ソニー、ソフトバンク、田中電気など各分野の会員、技術支援企業の協力を得ており、プラスループ社が第一回大会より映像・通信の総合コーディネーションを行っている。

 同時期開催のINTEX大阪での未来モノづくり国際EXPOでは、一般向けの遠隔操作体験、WG企業の建設DXソリューション、災害復旧ソリューションなどの展示に加え国交省、遠隔取組企業も協力し、遠隔をテーマにした国際シンポジウムにも参加した。

■今後の展開
 建設業WGは、大阪・関西万博の参加を通じ、「安全であり、安心でき、柔軟に働ける環境さえ整えば、建設業が若年層や女性が入職できる業界に変貌することは間違いない」と実感を得た。一般的に搭乗による施工に比べると、遠隔施工は一時的に操作反応が遅れるため、全ての作業を同じ条件で比べた場合、生産性が下がると見られがちだ。しかし、作業内容や環境の選定、安全性、継続性、人材確保、燃料消費効率、場所を問わず熟練者が複数現場を支援可能であることなどを総合的に見れば、大きな生産性向上につながる。そのため、遠隔施工は単なる省人化技術ではなく、「安全性×継続性×人材確保×環境改善」を包含した新たな生産性向上の概念を示す。

 また、危険作業や災害復旧、戦災を含む国際的な復興支援にも有効性が高い。建設業WGは今後、「超遠隔施工」という次のフェーズを見据え、技術者育成や教習体制の整備、業界・行政との連携を一層強化していく方針だ。

 第5回e建機チャレンジは、東京・六本木のウイングアーク1st内で、10月の開催を予定している。「『未来と現在をつなぐ、超遠隔施工』~競争から共創・協調へ~」をテーマに掲げ、超遠隔操作技術を軸に、現場人材と企業・地域・行政の連携による無人化施工の普及と持続可能な建設の未来の社会実装を目指して開催する。
■10月2日(金)
〈業界・公官庁向け〉
『超遠隔操作がひらく、無人化施工の普及と現場DXの未来』事例講演、デモなど
■10月3日(土)
〈一般・学生向け〉
『超遠隔操作がつなぐ、未来の建設現場』競技、体験コーナーなど
 

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