豊田通商グループのネクスティエレクトロニクス(東京都港区、青木厚社長)は、熱中症のリスクを把握・管理できる「熱中症見守りシステム」を開発した。建設現場、教育施設などでの活用を想定しており、2020年夏ごろの本格販売を目指す。
障害物の影響を受けにくく、安定的に通信可能な通信帯域を活用しているほか、メッシュ型通信を採用し、センサー端末の設置位置次第で広範囲をカバーできる。センサー・ホスト端末は単3電池4本で1シーズン稼働できる。
蓄積されたログ情報と翌日の天気予報をもとにしたWBGT予測機能の開発も検討している。