【魅力ある建設産業を目指す】建専連が全国大会 若者が夢と希望を持てるように 行動・変革を率先! | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【魅力ある建設産業を目指す】建専連が全国大会 若者が夢と希望を持てるように 行動・変革を率先!

 建設産業専門団体連合会(才賀清二郎会長)は13日、東京都港区のニッショーホールで2019年度の全国大会を開いた。ことしは、「魅力ある建設産業に向けて-担い手確保のために専門工事業をどう変えていくか-」を大会のテーマに掲げ、月給化や週休2日制の導入による働き方改革の推進、建設キャリアアップシステムの加入促進による処遇改善を図ることで、若者が夢と希望を持って入職できる環境整備と産業としてのさらなる発展に取り組んでいくことをアピールした。
 冒頭、あいさつに立った才賀会長は「いま、われわれに課されている使命は全国大会のタイトルにもあるとおり、担い手確保のために専門工事業者をどう変えていくかである。つまり、われわれが率先して働き方を変えていき、若者に入ってもらえる魅力ある建設産業にしていくことだ」と力を込めた。
 来賓としてあいさつした赤羽一嘉国土交通相は、「視察した被災地で建設業者が自ら被災しながらも復旧に当たっている姿を目の当たりにし、被災自治体の首長も異口同音に建設業への感謝を語っていた」と振り返り、「建設業が新3Kの魅力的な産業となるよう取り組みをさらに加速させる必要がある」と強調。「労務単価引き上げの効果が現場の皆さんに行き渡るよう、元請けを含めた業界全体の取り組みを支援していきたい」と述べた。
 引き続き、稲津久厚生労働副大臣、日本建設業連合会の山内隆司会長、全国建設業協会の近藤晴貞会長が祝辞を述べた。
 来賓あいさつに続き、建設業振興基金の佐々木基理事長が「これからの専門工事業と建設技能労働者」、亜細亜大の大久保俊輝特任教授が「人は嬉しくて、会いたい人が居るところに集まる」と題してそれぞれ講演した。

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