【建築】「藤本壮介展」世界3都市で巡回展示 TOTOギャラリー・間 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【建築】「藤本壮介展」世界3都市で巡回展示 TOTOギャラリー・間


 外務省が日本の魅力を世界に発信するため、サンパウロとロンドン、ロサンゼルスの3都市に創設する海外発信拠点ジャパン・ハウスの公募巡回企画展の1つに、TOTOギャラリー・間で2015年に開催された「藤本壮介展 未来の未来」が選ばれた=写真。ランダムに置かれた111個もの「模型の森」を体感することで、気鋭の建築家の創作活動の軌跡と思考のプロセスをたどった、この展覧会は、「日本を知る衝撃を、世界へ」をコンセプトに、ジャパン・ハウスの3拠点で巡回展示されることになる。
 ジャパン・ハウスは、展示スペース、シアター機能のある多目的スペース、物販、飲食、書籍、ウェブ、カフェなどの活動を融合させ、伝統の未来、大衆文化の熱、ハイテクノロジーの実力、多様な食文化などを具体的に紹介・提示する。日本への深い理解と共感の裾野を広げていくための新たな情報プラットフォーム。
 5月上旬オープン予定のサンパウロを皮切りに3都市に設置。日本の多種多様な魅力を複合的に発信していく。
 TOTOギャラリー・間では「今後も建築とデザインの専門ギャラリーとして情報を発信し、国内外の文化向上に貢献していく」としている。