1次申請、4月17日まで/鷹ノ巣山1号T技術協力/段階選抜/整備局WTO | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

関東・甲信越

1次申請、4月17日まで/鷹ノ巣山1号T技術協力/段階選抜/整備局WTO

 北陸地方整備局は7日、WTO対象となる「R7能越道鷹ノ巣山1号トンネル工事にかかる技術協力業務」の公募型プロポーザルを公告した。ECI方式(技術協力・施工タイプ)とPPPの対象となる。段階選抜方式を採用し、1次審査の申請書と資料は17日まで、2次審査の申請書と資料は5月8日から6月11日まで受け付ける。
 参加要件は、一般土木工事1200点以上で、土木関係建設コンサルタント業務の有資格者であること。2010年度以降にNATMによる内空断面積60㎡以上かつ施工延長600m以上のトンネル工事実績を求める。地域維持型を含め、JVを認める。
 業務内容は、同トンネル工事の技術協力業務で、別途発注の「R6能越道他事業監理・鷹ノ巣山1号トンネル修正設計業務」に対して、技術協力を行う。事業規模は600万円(税込み)程度を想定している。履行期間は26年2月27日まで。工事場所は石川県輪島市一ノ瀬町~熊野町地先。
 設計業務への技術協力終了後には、同トンネル工事の優先交渉権者に移行。PPPに関する事項を含め、価格などの交渉が成立した場合に、工事契約を結ぶ。施工者は同工事とともに、PPP適用区間内の他の工事の施工管理(施工に伴う協議、協議資料の作成を含む)、事業管理(工事計画の検討)などを実施する。
 トンネルの延長は1443mを想定。2工区に分けて施工する方針で、先行着手するその1は約762mを想定。工期は720日を見込む。その2工事は681mで、29年度末の完成を予定している。