三菱グループ30社で構成する三菱大阪・関西万博総合委員会は1日、大阪市此花区の現地で2025年大阪・関西万博に出展するパビリオン『三菱未来館』の竣工式を開いた。垣内威彦三菱商事会長はじめ、グループ各社関係者が参加し、テープカットなどを行って万博成功への思いを新たにした。
式典後の懇親会の冒頭、垣内会長は「さまざまな世代の方が当館を訪れることを願ってやまない。記憶にも記録にも残る万博となるよう、引き続き全力を尽くす」とあいさつした。
規模は、S一部木造地下1階地上2階建て延べ約2100㎡。設計は三菱地所設計、施工は竹中工務店・南海辰村建設・竹中土木JVが担当した。パビリオン内には、壁から天井の一部までを覆う高さ約9mのLEDスクリーンを備えたシアターを2室設置する。収容人数は1室当たり100人。生命が芽吹き始めた太古の地球や、未来の火星基地の様子を見学できる。
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