「JECA FAIR」を電気設備工事会社向けに生産性向上などにつながる新製品・新商品を紹介する場としてだけでなく、学生に電気設備工事業界の魅力を発信する場としても位置付けており、2025年開催の大阪に続いて同コーナーを開設した。東京開催では初めて。
学生の来場者数を増やす仕掛けとして、前年に引き続き、来場に伴うバス借り上げ費用と公共交通機関利用料を電設協が助成する。その成果もあり、今回は関東を中心とした30校(高校、専門学校)から約2200人が来場予定だ。学校数、生徒数は前年実績を上回る見通し。
同コーナーでは、会員企業のうち15社の社員が講師を務め、新4K実現のほか、社会に不可欠なエッセンシャルワーカーとしてインフラを支えていること、AI(人工知能)に代替されにくい仕事であることなどを訴える。
27日に同コーナーを訪れた千葉県立清水高電気科2年の生徒2人に話を聞いた。2人とも卒業後は電気設備工事会社への就職を希望している。
「電気は生活になくてはならないもの。それを自分で扱えたらかっこいい」との思いから、第2種電気工事士の資格を取得しようと入学した生徒は「休憩時間や休日がなく、ずっと働くイメージを持っていたが、しっかり休みがあると分かった。電気の仕事に就きたいとの気持ちが強くなった」と話した。
もう一人の生徒は、父と兄が電気工事関係の仕事をしているといい、説明を聞いて「給料も高く、良い業界だと感じた」と感想を述べた。
就職先を選ぶ上で重視する点には、給与の高さ、働きやすさ(休日の多さ、残業時間の少なさなど)、安全性の確保、教育体制を挙げた。最後にAIの話題を振ると、「AIには負けたくない」と力強く語った。


