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【新国立競技場】47都道府県から木材調達! エントランスゲートは震災被災県の木材を

最終更新 | 2018/01/23 15:13

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地上工事が進む新国立競技場(12月12日時点)
写真提供:日本スポーツ振興センター

 国産材の利用による“杜のスタジアム”--。日本スポーツ振興センター(JSC)が建設を進めている新国立競技場について、ナショナルスタジアムとしての顔をつくる軒の建築に、47都道府県から木材を調達して活用する。22日の会見で隈研吾氏が明らかにした。北側と南側、東側のエントランスゲートの軒には、震災被災県の木を利用する。
 新国立競技場を「国産木材の利用による世界に誇れるスタジアム」として世界に発信していくためには、「すべての日本人が心を1つにするナショナルスタジアムにする」(隈氏)との判断から、日本全国から木材を調達することを決めた。軒庇は、スタジアムの方位に応じて、北側から南側にかけて、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄地方の木材を使用する。
 エントランスゲートの軒には、北側と東側ゲートは東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の各県の木材を、南側ゲートは熊本地震で被災した熊本県の木材を使う。
 材種はスギ(沖縄はリュウキュウマツ)とし、軒庇とエントランスゲートの軒に使う全木材は持続可能な管理が行われているとして認定を受けた森林認証材を使用。各都道府県での調達量は、1自治体当たり1.5-3m3。合計145m3となる。このうち、被災県については4県で40m3となる。
 住宅の間柱として全国に流通し、調達しやすい105×30mmの木材を使用する。現在、調達と並行して工場で材料加工や防腐処理を行っている。軒庇の工事は、3月末から始まる予定だ。

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