宮城県建設業協会(千葉嘉春会長)は、東日本大震災記録誌の第6弾となる『宮城県建設業協会の闘い6-未来をつなぐ地域建設業-』を発刊した=写真。今回は、気仙沼大島大橋の架設や「命の道」となった三陸縦貫自動車道の延伸など、震災から7年目の状況を取り上げ、「県土」「安全」「笑顔」「子どもたち」「女性」「役割」の6つの「つなぐ」ミッションをまとめている。
また、震災当日に番組の撮影で気仙沼にいたサンドウィッチマンの伊達みきおさんと、富澤たけしさんのインタビューなども掲載している。
記録誌は、震災の経験や教訓を広く伝えるとともに、地域建設業の果たした役割を正確に発信するため、2012年12月の第1弾以降、毎年発刊している。
5日に都内で記録誌の趣旨などを説明した、宮城建協の伊藤博英専務理事兼事務局長は「復旧・復興はまだ道半ばにある。震災を風化させないためにも、進捗具合を発信し続けていきたい」と話した。
記録誌は2500部作成し、県内の図書館や学校、関係自治体、町内会などに配布する。4月上旬には建協のホームページにもアップする。
公式ブログ
【東日本大震災】記録誌の第6弾は「つなぐ」! サンドウィッチマンのインタビューも掲載
[ 2018-03-06 ]