【広島8大学卒業設計展】最優秀は白石雄也さん(近大) の「ハレの櫓(集う仮設舞台装置的建築)」 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【広島8大学卒業設計展】最優秀は白石雄也さん(近大) の「ハレの櫓(集う仮設舞台装置的建築)」

最優秀賞「ハレの櫓」

 広島8大学卒業設計展2018実行委員会主催による同設計展が6日から10日まで、広島市の旧日本銀行広島支店で開かれた。ことしも各校建築学科の学生による力作が出展され、10日に開かれた広島平和記念卒業設計賞の審査会では、最優秀賞に近畿大工学部建築学科の白石雄也さんによる「ハレの櫓(集う仮設舞台装置的建築)」が選ばれた。
 出展校は広島大学、広島工業大学、近畿大学、広島女学院大学、福山大学、福山市立大学、安田女子大学、山口大学に、招待校の穴吹デザイン専門学校、岡山理科大学、呉工業高等専門学校、島根大学が加わった。ことしも出展された卒業設計の作品集を出版する総合資格学院が特別協賛した。
 審査会では古谷誠章、龜谷清、西沢大良、大西麻貴の各氏を審査員に招き、学生たちのプレゼンテーションを踏まえ、各作品に対して議論を交わした。審査の結果、最優秀のほか、優秀賞に島根大総合理工学部建築・生産設計工学科の堀田翔平さんによる「ジレンマを繋ぐ3つの器(中山間地域における村民の生活文化の継承と観光システムへの転換)」、近畿大工学部建築学科の工藤崇史さんによる「自然の景過(事故の記憶の継承)」、広島工業大工学部建築工学科の竹安沙希さんによる「大地との対話」の3作品を選出した。
 審査会後の表彰式では、顧問の岡河貢広島大大学院工学研究院准教授や総合資格学院広島校の山代篤学校長が学生に対してねぎらいの言葉を述べるとともに、エールを送った。

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