【山形市総合防災訓練】全国初の連携! 山形コンクリ圧送協と山形中央生コン協組が参加 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【山形市総合防災訓練】全国初の連携! 山形コンクリ圧送協と山形中央生コン協組が参加

 山形県コンクリート圧送協会(佐藤隆彦会長)と山形中央生コンクリート協同組合(渡邉英一理事長)は、山形市内の総合スポーツセンターで山形市主催の2018年度総合防災訓練に参加した=写真。
 両団体は、17年7月に山形市と災害時における消防活動応援に関する協定を締結しており、その一環として訓練に参加した。コンクリート2団体と自治体が合同で訓練を行うのは全国でも初の試みとなる。
 訓練には両団体から約10人が参加。消防活動連携放水訓練では、同市の消防本部および消防団と連携し、コンクリートミキサー車とポンプ車による消火用水の搬送、補給のほか、ポンプ車による放水を行った。
 佐藤会長は、「生コンと圧送、2つの業界がともに手を取り、連携するのは全国では初めての事例だ。他の地区にも同じような取り組みが広まってほしい」と語った。
 渡邉理事長は「本来の用途とは違う活用をすることで、ミキサー車やポンプ車の災害時における有効性を市民にPRできた」と述べた。

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