【貢献さらに充実へ】奈良県明日香村が初の応援大使に長谷工ら任命 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【貢献さらに充実へ】奈良県明日香村が初の応援大使に長谷工ら任命

 奈良県明日香村は3日、明日香村健康福祉センターで明日香村応援大使委嘱状交付式を開いた。同村で初となる「飛鳥朱雀大使(明日香村応援企業大使)」に長谷工コーポレーションなどを任命し、委嘱状を手渡した。

森川村長(左)から村塚副社長に委嘱状

 交付式に先立ち、森川裕一村長は「いままでボランティアや有志が多かったが、最近は企業からの援助も増えている。感謝を示すと同時に、今後も協力をお願いするために大使を設置した。企業と一緒になって明日香村の情報と魅力を発信できるよう頑張りたい」とあいさつした。
 同社の村塚章介副社長は「初の大使に任命され、光栄に思う。これまで取り組んできた『村を堪能する、村を経験する、村に居住する』の3つのテーマで引き続き事業を進めていきたい」と謝辞を述べた。その上で「長谷工が管理するマンションの住民への野菜販売や貸し農園の提供は始まったばかり。古民家修繕も今後1、2年で何らかの形で試験的な事業を始めたい。大使の任命期間である3年で事業の中身を充実させたい」と力を込めた。
 飛鳥朱雀大使は、同村の文化財であるキトラ古墳に描かれている朱雀のように国内外を飛び回り、同村と結びつけるような存在となってほしいという思いを込めて、情報発信や地域振興の向上を目的に設置した。同社のほかにソーシャルアセット、ケイミュー、漫画家の里中満智子氏が任命された。

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