【秋の叙勲祝賀会】建設関係11団体、36人に栄誉 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【秋の叙勲祝賀会】建設関係11団体、36人に栄誉

 建設業関係11団体は8日、東京都港区の東京プリンスホテルで2018年秋の叙勲祝賀会を開き、受章者36人の栄誉をたたえた。主催者を代表して日本埋立浚渫協会の清水琢三会長は、「受章者は長年にわたり国民の安全・安心のため、わが国のインフラ整備の中核的役割を果たしてきた。卓越した知識と豊富な経験は、建設業にとって大切な財産であり、次の世代にしっかりと引き継ぐことがわれわれの使命だと考えている。目下の経営課題は将来の担い手にとって魅力ある産業にするための働き方改革と生産性向上であり、建設業界の未来を切り開くために業界挙げて取り組んでいく。引き続きの活躍に加え、後進の指導にも尽力していただきたい」とあいさつした。
 来賓の石井啓一国土交通相は、「受章者は、現場の最前線で業務に従事し、国民の生命と財産を守る役割をそれぞれの持ち場で長年果たし、大きな足跡を残してきた。改めて敬意を表したい。建設業の現場では担い手の確保が課題になっている。建設業界がこれからも社会、経済を支える重要な役割をしっかり果たしていけるよう、蓄積してきた知識、経験を生かして後進の指導・育成や建設業のさらなる発展、魅力の向上に力を発揮していただきたい」と祝辞を贈った。
 受章者代表の菅谷節元ダイダン社長は「本日の叙勲を契機に、いままで以上に心を引き締め、建設業の振興、発展のために努力していきたい」と謝辞を述べた。
 引き続き、日本空調衛生工事業協会の長谷川勉会長が、「受章者の豊富な経験、知識は業界の誇りであり、財産でもある。さらなる活躍をお願いしたい」と述べ、乾杯した。

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