日本電気硝子は7日、東京都港区のYKPガーデンシティ品川で第25回空間デザイン・コンペティションの表彰式を開いた。最優秀賞にはI.R.A.の山本将支氏の「The Natural Glass」が選ばれた。式では最優秀賞など10作品の受賞者に賞状が手渡された。
　冒頭、あいさつに立った松本元春社長は受賞者に向けて、「皆さんがこれから建築の業界・学会に足跡を残していくことを祈っている」と呼び掛けた。
　今回の課題は「生きもののようなガラス」で、応募登録数は301件、応募作品数は185点だった。

　審査委員長の古谷誠章早大教授は「考えようのないようなテーマに対して皆さんには素晴らしい発想で応えてもらい、出題側としてはとても喜ばしく思っている」と語った。
　同コンペには、コーディネーターとして五十嵐太郎東北大大学院教授も加わった。

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