九州地方整備局は22日、福岡市の福岡第2合同庁舎で「2017年7月九州北部豪雨における災害復旧に係る感謝状贈呈式」を開いた。発災直後から福岡県朝倉市の赤谷川流域で災害関連緊急砂防工事に尽力した飛島建設を表彰するもので、竹島睦河川部長が曽我部真也九州支店長らに感謝状を手渡した。
工期の18年12月20日までに延べ1万8430人が従事し、労働時間は14万7440時間だった。
18年7月豪雨では、約1万4000m3の土砂を捕捉するなど大いに効果を発揮した。
竹島部長は、「毎年のように多くの災害が発生する中で1日も早い被災地の復旧・復興を図るために一丸となって対応することが重要だ。今後も支援をお願いしたい」と感謝の言葉を述べた。
曽我部支店長は、「出水期に期待した機能を発揮し、胸をなで下ろした。これもすべて被災地域の協力と九州地方整備局の的確な指導、地元の建設業者と一致団結してできたことが大きい。赤谷川の復旧に役に立つことができたという満足感を得ている」とあいさつした。