【九州地方整備局】2017年7月九州北部豪雨復旧に尽力 飛島建設に感謝状! | 建設通信新聞Digital

4月18日 木曜日

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【九州地方整備局】2017年7月九州北部豪雨復旧に尽力 飛島建設に感謝状!

 九州地方整備局は22日、福岡市の福岡第2合同庁舎で「2017年7月九州北部豪雨における災害復旧に係る感謝状贈呈式」を開いた。発災直後から福岡県朝倉市の赤谷川流域で災害関連緊急砂防工事に尽力した飛島建設を表彰するもので、竹島睦河川部長が曽我部真也九州支店長らに感謝状を手渡した。

赤谷川流域で災害関連緊急砂防工事に尽力

 同工事は、同局と日本建設業連合会九州支部との災害協定に基づき工事契約し、国土交通大臣が赤谷川の直轄砂防による事業化を表明した翌日の7月16日に着工した。厳しい環境下で、土砂・流木の撤去、工事用道路の造成を緊急的に実施。この後、次期出水までの応急対応として大型ブロックを使った仮設の土砂止め工や仮設砂防えん堤、強靱ワイヤーネットなどを設置した。
 工期の18年12月20日までに延べ1万8430人が従事し、労働時間は14万7440時間だった。
 18年7月豪雨では、約1万4000m3の土砂を捕捉するなど大いに効果を発揮した。
 竹島部長は、「毎年のように多くの災害が発生する中で1日も早い被災地の復旧・復興を図るために一丸となって対応することが重要だ。今後も支援をお願いしたい」と感謝の言葉を述べた。
 曽我部支店長は、「出水期に期待した機能を発揮し、胸をなで下ろした。これもすべて被災地域の協力と九州地方整備局の的確な指導、地元の建設業者と一致団結してできたことが大きい。赤谷川の復旧に役に立つことができたという満足感を得ている」とあいさつした。

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