福井県が建設を進めてきた河内川ダムが完成し、9日、若狭町熊川の現地で竣工式が開かれた。式典には杉本達治福井県知事を始め、地元関係者や施工関係者など約200人以上が出席した。施工は西松建設・竹中土木・キハラコーポレーション・長崎組JVが担当した。
竣工式に先立つ安全祈願では、北川総合開発対策協議会会長の森下裕若狭町長と同副会長の松崎晃治小浜市長、高瀬伸利西松建設社長らが玉ぐしをささげ、無事の完成を神前に報告した。
あいさつに立った杉本知事は「令和の時代に入って国内で初めて竣工を迎えるダムとのことで、大変縁起が良く、うれしく思う。36年の歳月と415億円の事業費を投じたダムがようやくできあがった。これもひとえに工事関係者を始め地権者などすべての方々の思いがあったからこそ」と感謝の言葉を述べた。
ダムの銘板や記念碑除幕などに続き、最後に関係者らの手でテープカットとくす玉開きが行われ、ダムの完成を盛大に祝った。
公式ブログ
【令和・竣工第1号】36年の歳月と415億円の事業費かけて 福井県の河内川ダムが無事完成
[ 2019-06-16 ]