【日本サッカー協会】JFA夢フィールド建設地で330人がピッチに苗植付け 選手も作業に参加 | 建設通信新聞Digital

4月24日 水曜日

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【日本サッカー協会】JFA夢フィールド建設地で330人がピッチに苗植付け 選手も作業に参加

 日本サッカー協会(JFA、田嶋幸三会長)は6月29日、千葉市の県立幕張海浜公園内に計画するJFA夢フィールドの建設地でポット苗植え付けイベントを開催した。一般からの226人と関係者を合わせた約330人が造成済みのピッチB(広さ1.12ha)で約5万株のポット苗を植えた。施工者の戸田建設千葉支店、CMを担当する山下PMC・オオバJVの2社、設計・監理(三菱地所設計・戸田建設JV)の三菱地所設計、人工芝ピッチ2面施工の東亜道路工業などの建設関係者も参加した。16週経つと天然芝のピッチが完成する予定だ。

前列左から田嶋会長、熊谷市長、久子殿下、森田知事、後列左から宮間さん、澤さん、吉田選手、酒井選手

 冒頭、田嶋会長は「きょう、皆さんと一緒になって植え付け、育てたい。日本のサッカーをもっともっと上に引き上げるように芝生と同じように育てていきたい」とあいさつした。
 森田健作千葉県知事、熊谷俊人千葉市長もあいさつした後、JFA名誉総裁の高円宮憲仁親王妃久子殿下、田嶋会長、森田知事、熊谷市長、英サウサンプトンFCの吉田麻也選手、仏オリンピック・マルセイユの酒井宏樹選手、元なでしこジャパンの澤穂希さんと宮間あやさんの8人は、指導を受けながら苗を植えた。

子どもたちとともに作業する澤さん(左)と宮間さん(中央奧)

 子どもたちを含めた一般参加者らも一定間隔ごとに穴を掘り、苗を植えて土をかぶせた後、軽く踏みしめた。吉田選手、酒井選手、澤さん、宮間さんは一般参加者と交流しながら苗を植えて回った。同千葉支店から大井清司支店長、三菱地所設計から竹内晋一副社長らも参加した。

竹内副社長(左)、大井支店長 (中央)らも参加した

 JFA夢フィールドは、男女の各世代代表チームのトレーニング、世界基準の選手育成や指導者・審判員育成、社会貢献・国際交流の拠点。現在、クラブハウス棟とフットサルアリーナ棟の鉄骨工事を進めており、芝・外構管理棟は既に供用を開始している。12月末の完成、2020年3月の供用開始を目指す。
 湯浅晃一作業所長(戸田建設)の話 「多くの方が関係する夢のある建物なので、最後までより良いものを造るという意気込みを持って引き渡したい」

湯浅晃一作業所長

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