【コイズミ照明】「新製品総合内覧会2019」開催 顔認証システムと連携した照明技術など展示 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【コイズミ照明】「新製品総合内覧会2019」開催 顔認証システムと連携した照明技術など展示

 コイズミ照明は、23-25日に東京都港区のTEPIAで「新製品総合内覧会2019」を開き、顔認証技術やAI(人工知能)などと連携して、オフィス・店舗・商業施設などの場所・場面別に、きめ細やかに照明を制御する提案に注力する。内覧会は、ゼネコンや建築設計事務所、ハウスメーカー、工務店の関係者を中心に来場者4000人を見込む。
 オフィス向けには、働く人の好みや業務内容によって働く場所の環境を選ぶ「アクティビティ・ベースド・ワーキング」の考え方を基に、集中力を高める照明、リフレッシュ効果のある照明やミーティングをはかどらせる照明など、場所の目的に合わせた照明環境を提案した。
 さらに、顔認証システムとDALIシステム(照明の調光制御に特化した国際標準規格)を連携させ、入室した人の顔に合わせて照明を調整する設備や、カメラ・AIとDALIシステムを組み合わせ、カメラに撮影された人の動きやものを自動認識して照明を自動操作する展示を行った。
 店舗・商業施設向けには、照明のサイズ・商品の色・光の調色・光の角度などの異なる約6000種類の製品をラインアップし、現場の細かい要望をカバーする。また多数のアイテムを顧客が選ぶ際、相談に対応する人材約40人を「ライティングクリエイティブルーム」に配置し、具体的な提案を行う体制も整える。
 同社は、さまざまな場面に合わせた照明を、カメラや人感センサー、昼光センサーなどと連携させ、状況に応じて自動制御することで、空間に新しい価値を提案するとした。

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