【JIA建築家大会2019】日本建築家協会 海外団体とSDGs達成に向けた建築家の役割を探る | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【JIA建築家大会2019】日本建築家協会 海外団体とSDGs達成に向けた建築家の役割を探る

 日本建築家協会は18日、「JIA建築家大会2019青森 in HIROSAKI」に合わせて、青森県弘前市内のホテルでSDGs(持続可能な開発目標)に関する海外建築家協会会長国際会議を開いた。JIAが国際交流の協定を締結している4つの海外建築家協会とスウェーデン建築家協会、アジア建築家評議会、JIAの7団体の会長などが参加し、SDGsの目標達成に向けて建築家が果たすべき役割を探った。

各団体首脳とのフォトセッション

 冒頭、六鹿会長は「それぞれの課題を共有するため、大会は毎年、大都市と地方都市の交互で開催している。この会議ではSDGsと建築の関係を議論するとともに、情報を共有したい」とあいさつし、JIAが発刊した『SDGs建築ガイド日本版』の内容や目的などを説明した。
 引き続き、アメリカ建築家協会のウィリアム・ベイツ会長、タイ王立建築家協会のタナ・チラピワット副会長、大韓建築士協会のソク・ジョンフン会長、韓国建築家協会のカン・チュルヒ会長、スウェーデン建築家協会のタチアナ・ヨクシモビッチ会長、アジア建築家評議会のサティラット・タンダナント元会長が具体的な取り組み内容をプレゼンテーションした。
 プレゼンテーション後には、JIAの岩村和夫国際委員会アドバイザーが司会を務め、SDGsの目標に対する都市や建築の関わり、建築家の役割について討論した。

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