名古屋市住宅都市局は、2027年のリニア中央新幹線開業までに、複合施設「オアシス21」を再整備する方針だ。事業費や整備スケジュールなどは現時点で未定。久屋大通公園の再生、名古屋テレビ塔の改修工事、民間施設の再開発など、近隣で整備が進んでいることなどを踏まえ、国内外の観光客から人気が高いオアシス21の魅力を向上させる。
近隣では、Park-PFI(公募設置管理制度)を導入した久屋大通公園の北・テレビ塔エリア再生事業が、20年7月の完成を目標に進行中。整備運営事業者は三井不動産を代表に、大成建設、日建設計、岩間造園で構成するグループ。
市が設置した久屋大通再生有識者懇談会(座長・堀越哲美愛知産業大学長)の会合では、同エリアの地上・地下の連続性強化を重要視する意見がある。